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月別アーカイブ: 6月 2013

Zeitgeber (Speedy J + Lucy)

Zeitgeber (Speedy J B2B Luy) Boiler Room Berlin DJ Set

Zeitgeber (Speedy J B2B Lucy) Boiler Room Berlin DJ Set
brtvofficial·: 2013/06/07 FOR PODCAST: http://bit.ly/125L0ni Two amazing producers combining their powers in an attempt to completely destroy the dance!

Zeitgeber ツァイトゲーバー; 同調因子【英】:entraining agent,entrainer
他のリズムに対して同調を強制する振動(forcing oscillation)。たとえば概日リズムが同調させられる相手(明暗サイクルあるいは温度サイクル)のこと。→synchronizer、zeitgeber、time cue(同調因子)

ZEITGEBERZEITGEBER -02
ZEITGEBER -04ZEITGEBER -03
ZEITGEBER -05ZEITGEBER -06
ZEITGEBER -07ZEITGEBER -08

ZEITGEBER – ZEITGEBER
Stroboscopicartefact SALP001
A1 Closely Related
A2 These Rhythm
A3 Skin
B1 None Of Their Defects
B2 From Here
C Now Imagine
D1 Before They Wake
D2 Display 24
all tracks ( w ) & ( p ) by Zeitgebar ( Luca Mortellaro & Jochem Paap )
mastered by Dabub @ Artfacts Mastering Studio, Berlin
dsigned by Ignazio Mortellaro ( Oblivious Artefacts )
(p) & (c) Stroboscopic Artefacts 2013
http://www.stroboscopicartfact.com
info@stroboscopicartefact.com

「……キューブリックの2001: A Space Odysseyのハルのようなコンピューター化された音声…… “ From Here ” は、ステッピングリズムを特色とする、また包まれ切り分けられたガムラン・ドラムが遊びながらエフェクトのかけられたドローンサウンドの外へと消えてゆく。“ Display 24 ” は新種の感情を抱く。そのかすれた生地およびぞくぞくし歌う聖歌隊は、新しい次元に彼を輸送する宇宙船を捜して熱帯雨林を通って大またに歩く白装束のクラウス・キンスキーへの完全なサウンドトラックを作るでしょう? ( Richard Brophy ) 」リチャード・ブロフィーはZeitgebarのこのアルバム全編を通して、最近のテクノアルバムの多くに見られる「まじなう ( 呪う ) 」イメージの集積されたものではないかと評している。ツァイトゲーバーは、ロッテルダムを拠点に活動しつづけてきたスピーディーJ ( Jochem Paap ) と、ストロボスコープ・アーテファクトのプロデューサーでありレーベルオーナー、ルーシー ( Luca Mortellaro ) が18か月もの時間をかけて作り上げた過去の概念に呪縛されたダンスフロアを解放するための、インダストリアル・エクスペリメンタルで未来派を熟慮した尖端の感覚を持つ作品に仕上がっている。

Zeitgeber – Display 24 (SALP001)

Zeitgeber – skin (SALP001)
http://www.youtube.com/watch?v=XLSJQBerNqI

Zeitgeber – None Of Their Defects
http://www.youtube.com/watch?v=pR4QjzRCMmE

Zeitgeber – Now Imagine
http://www.youtube.com/watch?v=h9lGfZKBGfM

Zeitgeber – Before They Wake (SALP001)

ZEITGEBER -09ZEITGEBER -10
ZEITGEBER – Body Out Body In
Stroboscopic Artefacts SA018
other side – Body Out
this side Body In
all tracks ( w ) & ( p ) by Zeitgeber ( Luca Mortellaro & Jochem Paap )
mastered at Artefacts Mastering Studio, Berlin
graphic concept by Ignazio Mortellaro (QA )

SA18 – Body In (Stroboscopic Artefacts SA018)

SA18 – Body In (Stroboscopic Artefacts SA018)
* StroboscopicArt·: 2013/05/18
Support the label by buying directly on Stroboscopic Artefacts’ website at this link:

releases

Zeitgeber – Body out (Stroboscopic Artefacts SA018)

Zeitgeber – Body out (Stroboscopic Artefacts SA018)
* StroboscopicArt·: 2013/05/18
Support the label by buying directly on Stroboscopic Artefacts’ website at this link:

releases

ストロボスコープ・アーテファクトについては
参照**2012 best album part6 18 – 27 / 阿木 譲 a perfect day
https://agiyuzuru.wordpress.com/2013/01/30/2012-best-album-part6-18-27/

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Lucy ‎– Wordplay For Working Beesの作品でルーシーは、古代ギリシャの哲学者シノーペのディオゲネス ( Diogenes of Sinope ) からの引用/参照をもとに制作したと発言していたが、”Diogenes von Sinope”のなかには皮肉屋ならではの「 Der Freund von heute ist der Feind von morgen. 今日の友は、明日の敵である」、「 “Warum bittest du um Almosen, Diogenes?” – “Um Freigiebigkeit zu lehren.” なぜ物乞いなんかしてるんだね、ディオゲネスよ – 慈悲深さというのを教えてやってるんだ 」などの諺/教訓がある。ギリシャ語が語源の、宇宙 + polis (都市、 人々、 庶民) 、 そして広く古代哲学者によって使用されていたCosmopolitanismという概念もディオゲネスの発明で、現代は液状化していく民主的?グローバリゼーションとナショナリズムが背表一体になった時代で経済にがんじがらめにされている、それもいずれ近いうちに破綻するだろうが、全世界の人々を自分の同胞ととらえる思想/地球市民「コスモポリタニズム」に、我々の未来への答えを解く鍵が隠されているのかも。いま、音楽による引き寄せの法則ツァイトゲーバーは、世界規模で波及しつつありリアルな様相を呈し始めている。このブログでの音楽に強く惹かれたひととは、その音楽がきっかけになっていつか必ず巡り会えるものだとぼくは信じている。それがシンクロニシティ( Synchronicity )の不思議。

**SS/S ( SILENT SERVANT & SVRECA ) – SICARIO DIOS ( JEALOUS GOD Issue N° One )での「妬みの神 ( Jealous God ) 」というコンセプト。神すらも妬むのだから我々の人間世界なんてひとへの妬みの感情で形成された地獄のようなもので,他人の不幸を生き甲斐にしてるような奴ばかりだ、とも言える。最近驚いたのは20代前半の死因の47.6%を自殺が占め、20代、30代の死因の第1位が自殺だというのと、数十年も連れ添った夫婦の、葬式代が勿体ないからといって夫の遺体を数年間も部屋に放置していたという事件だ。

自殺者1万人を救う戦い – SAVING 10,000 – Winning a War on Sui

**boomachinestudio·: 2013/03/06
SAVING 10,000 – 自殺者1万人を救う戦い
If you care, please share!
Visit the official site: http://www.Saving10000.com/

In a war on suicide, who is the enemy?
‘Saving 10,000’ is the story of an Irishman’s personal passion to uncover the true causes of the high suicide rate in Japan. The disturbing findings include the Japanese media`s perverse love affair with suicide, a variety of cruel and predatory economic pressures and an outdated and failing mental health care system. With the help of front-line experts and ordinary Japanese, many touched by the horror of suicide, the movie delivers practical proposals on how Japan can win a war on suicide. However with suicide such a taboo, the odds are nobody will listen. Or will they?
自殺との戦いにおいて、「敵」はいったい誰なのか。映画『Saving 10,000 – 自殺者1万人を救う戦い』は、日本の高い自殺率の真の原因究明に挑む一人のアイルラン ド人の物語である。作品を通じて、日本のマスコミによる自殺報道のあり方、経済的圧力 、うまく機能していない精神医療制度などの重要な問題が浮かび上がってくる。第一線で 活躍する専門家から一般人まで、約100人へ取材し、日本がどうすれば自殺との戦いに 勝利できるのか、具体的な方策を提示している。しかし、自殺の話題がタブー視されてい る日本で、一体どのくらいの人が耳を傾けてくれるのだろうか。

**「幼児期において2つの原因が子供をおかしくする、ひとつは起こるべきでないことが起こること、2つはあるべきことがないこと、、、精神科アランショーは親が実際そこにいても感情的に不在である状態を隣接放棄と呼んでいる」
2時間42分からなる「ZEITGEIST:MOVING FORWARD 2011ツァイトガイスト:時代精神」を最後まで観て欲しい。

腐敗した社会の芸術、、、
芸術が腐敗した情景も描写しなければならないなら
芸術の社会的役割を放棄しない限り
芸術は世界に変化の可能性を示すべきです
変化を手伝って下さい

腐敗している社会において
真の芸術ならばその腐敗を写し出すだろう
社会機能への信頼を破棄したいと欲したとき
世界は変えられるということを芸術は示さなければならない
変化を促すのだ ( アーネスト フイッチャー )
ZEITGEIST: MOVING FORWARD | OFFICIAL RELEASE | 2011

**阿木 譲 a perfect day / 6月 24, 2013, 11:15 am / 52,129 表示回数

2013 6/24 pm21.47

JEALOUS GOD – SS/S ( SILENT SERVANT & SVRECA ) – SICARIO DIOS

「今、自分が存在している場所の真価を問う同時代の突然変異 ( ミュータント ) たち」に捧げるレーベルJealous GodはKarl O’Connor (Regis)がメインの、Juan Mendez ( Silent Servant/ビジュアル・ディレクター ) 、James Ruskin ( 視覚的な管理者および音楽監督/ミュージック・ディレクター ) の3人による新しいプロジェクト。Issue N° OneはSilent Servant とSvreca ( Semantic )とのコラボレーションSS/Sの「Sicario de Dios」。これには16ページからなるアートジンとDaniel HerguedasのBlackdogからYoung Hunting、Coil、 Suicideなどインダストリアル系25曲のミックスCDが付録に付けられている。

Jealous God http://jealousgodltd.tumblr.com/

SS/S (Silent Servant & Svreca) – Siglo 3 (Original Mix)

**SS/S (Silent Servant & Svreca) – Siglo 3 (Original Mix)
Fredsel·: 2013/05/31
SS/S (Silent Servant & Svreca) – Sicario De Dios
Release Date: 27-05-2013
Label: Jealous God
Cat.nr: JEL01
Genre: Electronic
Style: Techno
http://readymade.bigcartel.com/produc…

JEALOUS GOD-C01JEALOUS GOD-C02
JEALOUS GOD-C03JEALOUS GOD-C04
SS/S ( SILENT SERVANT & SVRECA ) – SICARIO DIOS
JEALOUS GOD Issue N° One
A Siglo 1 Siglo 2
B Siglo 3 Siglo 4
mix CD
mixed by Daniel Herguedas Irazu
JEALOUS GOD 2013

SS/S (Silent Servant & Svreca) – Siglo 1

SS/S (Silent Servant & Svreca) – Siglo 2 (Original Mix)

SS/S (Silent Servant & Svreca) – Siglo 4 (Orignal Mix)

JEALOUS GOD-01JEALOUS GOD-02JEALOUS GOD-03

JEALOUS GOD-03:2JEALOUS GOD-04JEALOUS GOD-05

JEALOUS GOD-06JEALOUS GOD-07

「 私たちは宗教を主張しているのではなく視覚的な象徴主義を主張するためにここにいます。私たちの目的は、考えを暗示し質問することです。what is the here and now。私たちは、過去の先入観のない私たち自身のイメージにおけるテーマを解釈し直すでしょう。目的は私たちに関連のある考えおよび私たちに近い人々を露出することです。多数が、私たちのアプローチ中の横柄さを思うでしょう。しかし、これは明白に理解されます。私たちは在来のグループです。しかし、そのありのままの純真さで私たちは自由をみつけます。新しい考えを許可する自由。Jealous Godは同時代の突然変異体のために意図されます。私たちはそれらに慰めを見つけます、それらはクリエイトするために私たちに燃料を提供します。私たちの手の中の私たちの心で私たちは勇敢に究極まで達します。 sunday march 24th,Jealous God 2013 」

JEALOUS GOD-B01JEALOUS GOD-B02JEALOUS GOD-B03

JEALOUS GOD Issue N° One
mix CD

The Black Dog and Anthony Child – Sleep Deprivation 3
Cuthands – Krokodilo
Sunn O))) – Bathory Erzebet
Young Hunting – a List Of Indignities
Tropic of Cancer – Distorted Horizon
The Midnight Episode – Romancer
Coil – 2.5-Dimethoxy – 4 Ethyl – Amphetamine ( DOETHecate )
Suicide – Mr Ray ( live )
Vangelis – Blush Response
This Mortal Coil – Dreams Made Flesh
Broadcast – I Found the End
Anika – I Go to Sleep
Tropic of Cancer – The Dull Age
DSCRD – L‘ Envers Des Clefs II
Tangerine Dream – Mysterious Semblance At The Strand Of Nightmares
Jocelyn Pook – Masked Ball
Grischa Lichtengberger – Sonix
Coil – Going Up
Bob Ostertag – The Surgeon General
Svreca – Post Madrid
Cut Hands – ++++ ( four crosses )
Spaceman 3 – Revolution
Ugandan Methods – She Belongs to Eternity
British Murder Boys – Dead Sun
The Cramps – Lonsome Town
**mixed by Daniel Herguedas Irazu
JEALOUS GOD 2013

今後Jealous God からはRuskinから1枚、Silent Servantのソロ作が1枚(Powellリミックス付き)、O/V/R (RegisとJames Ruskin)から1枚、そしてIn Aeternam Valeから1枚リリースが予定されている。全てにアートブックが付属され、最初の100枚には更にもう一つおまけ(「artifact」)が付いてくる。第一弾にはトートバッグが付き、セカンドリリースにはロゴが刻まれた短剣、3作目にはミリタリーのロゴバッジが同封されるという。Jealous Godは、O’ConnorとMendezが、Dave Sumner(別名Function)と共に運営し2011年に停止したSandwell Districtの後を引き継ぐ運動でもあるのだが、Sandwell Districtとしての最後のリリース「fabric 69」にはJealous God名義の曲が2曲収録されている。

神話の力-ジョーゼフ・キャンベル ビル・モイヤーズ-Vol.6 永遠の仮面.flv
http://www.veoh.com/watch/v31838137HEnCk957
**「神話の力 ジョーゼフ・キャンベルとの対話」(6回シリーズ) 第2回 神と人間 製作  パブリック アフェアーズ テレビジョン (アメリカ) 出演  ジョーゼフ・キャンベル+ビル・モイヤーズ

音楽とは詩や言葉を超えたある事柄の本質・意味などについての突然の直観、洞察、ひらめき=エピファニー ( Epiphany ) によって生まれてくる。エピファニーの語源であるギリシア語エピファネイアは「出現」を意味するもので、元来はキリストの顕現の意でもある。言い直せば音楽とは神の出現 ( a divine manifestation ) とも解釈できる。旧約聖書出エジプト記 – 第20章20-5や申命記 – 第6章6-15にある「あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神であるから、わたしを憎むものは、父の罪を子に報いて、三四代に及ぼし、、、。/ あなたのうちにおられるあなたの神、主はねたむ神であるから、おそらく、あなたに向かって怒りを発し、地のおもてからあなたを滅ぼし去られるであろう。」から引用されたでのであろう「妬みの神/熱情の神 ( Jealous God ) 」というコンセプトを前面に押し出した彼らのインダストリアル音楽は、日常の取るに足らない些細なことに集中し、そこに瞬間的な啓示や神話の原型をみつける作業でもある。あるひとには、15世紀から16世紀頃のドイツに実在したと言われるドクトル・ファウストゥスの伝説を下敷きにしたヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの「ファウスト」に描かれた錬金術や占星術、黒魔術師の悪魔と契約して最後には魂を奪われ体を四散されたという奇怪な伝説がJealous Godプロジェクトの音楽から聴こえてくるのかも。

Faust 1926 FW Murnau Opening

ゲーテの「ファウスト」にインスピレーションを得たF・W・ムルナウ監督による無声映画「ファウスト」
*Faust (German: Faust – Eine deutsche Volkssage) is a 1926 silent film produced by UFA, directed by F. W. Murnau, starring Gösta Ekman as Faust, Emil Jannings as Mephisto, Camilla Horn as Gretchen/Marguerite, Frida Richard as her mother, Wilhelm Dieterle as her brother and Yvette Guilbert as Marthe Schwerdtlein, her aunt. Murnau’s film draws on older traditions of the legendary tale of Faust as well as on Goethe’s classic version. UFA wanted Ludwig Berger to direct Faust, as Murnau was engaged with Variety; Murnau pressured the producer and, backed by Jannings, eventually persuaded Erich Pommer to let him direct the film.
Faust was Murnau’s last German film, and directly afterward he moved to the US under contract to William Fox to direct Sunrise (1927); when the film premiered in the Ufa-Palast am Zoo in Berlin, Murnau was already shooting in Hollywood.

2013 6/20 pm23.08

PETE SWANSON
KLARA LIDEN
Gordon Matta-Clark

Pete Swanson – Grounds For Arrest [Official Video]

**Pete Swanson – Grounds For Arrest [Official Video]
software·: 2013/02/26
Purchase at iTunes: http://bit.ly/XxnPi5
Purchase at Amazon: http://amzn.to/V2hwmX
Purchase direct: http://www.mexicansummer.com/shop/pete-swanson- punk-authority/
Video by Diego Cohen.
From Punk Authority. Available March 12, 2013.
©2013 Software Recording Co.
http://www.softwarelabel.net

Gabriel Mindel SalomanとのデュオYellow Swansでも電子機器による即興音楽、アメリカンハードコア、モダンホップ、現代音楽としてのインダストリアルノイズを展開していたニューヨークのアーティストPete Swanson ( ピート・スワンソン)のソロ作品にみられるビートによるパンキッシュでパルシングな実験音楽は、黙示のハウスミュージックと呼ばれている。太平洋側北西部のバーミンガムからニューヨークに移住した直後の、2012年にタイプ・レコードで発表された「Man With Potential+Man With Garbage」での歪曲された催眠術のような電子雑音的クラブミュージックは、低迷するクラブフロアでのダンスミュージックの新たな可能性を示していた。それに続くEP「Punk Authority」で彼の破壊と腐食のコア美学が頂点を迎えた汚れた美しい世界が描かれている。ここでは発熱したダンスビート、鼻血ブーテクノ ( “nosebleed techno” ) は 過去のダンスミュージックの概念をすべて覆すニューコンセプション・オブ・ダンスミュージックとも言えるし、彼のアーティストとしての存在そのものも「”あなたの目の中につばを吐き、何が起こったかまだ理解できない間に、あなたのポケットからあなたの財布を盗む腕白な子供のような」と、ある批評家は評している。スワンソンはドットマトリクスプリンターの交響曲のようにほとんどノイズの点描画家のようで、チーチーの群れ、ぶうんと飛び、ブリップ、潜水ポップする。それらはすべて無慈悲な、神経に影響するパルスによってアースされている。

Pete Swanson -01Pete Swanson -02
Pete Swanson -03Pete Swanson -04
Pete Swanson ‎– Punk Authority
Software Records ‎– SFT 033
Vinyl, 12″, EP, 33 ⅓ RPM, Limited Edition
US
Released: 12 Mar 2013
A1 Punk Authority
A2 C.O.P.
A3 Grounds For Arrest
B Life Ends At 30
recorded live to stereo at home
mastered by Timothy Stollenwerk
photograph by Ryan Burke
make up by Sarah Archenbronn
design by Rob Carmichael, Seen.
peteswans@gmail.com
Hand numbered edition of 1000 copies.
Includes a download code.
The back cover and labels mistakenly list tracks A1 and A2 on the A-side and A3 and B on the B-side. This error is noted by a sticker on the front.

Pete Swanson – Punk Authority
Link: http://www.youtube.com/watch?v=BLPaOVgr_V8

Pete Swanson – Life Ends At 30
Link: http://www.youtube.com/watch?v=MOLcBm_Z7W8

Pete Swanson – Grounds For Arrest
Link: http://www.youtube.com/watch?v=iSBkHfNWgEw

一見単純なシンセサイザー/テープ・セットアップを使用して、スワンソンは飽和とオーバードライブのしわがれたミックスによってクラブカルチャーの文脈を吸い上げる、心臓で噴出されるパルス音。ある種、未来の暴走族暴力へのサウンドトラック。スワンソンの世界を聴いていると、70年代のNYソーホーの最初のアーティス、建築出身のコンセプチュアル・アーティストであったアメリカの解体屋ゴードン・マッタ=クラーク ( Gordon Matta-Clark ) を思う。彼は美術作品と空間/スペースの関係、オルタナティヴ・スペース・ムーブメント、反コマーシャリズムで注目されたアーティストで、チェーンソーで家を真っ二つに切断するなど、斬新なパフォーマンスで知られ若干35歳で突然の速すぎる死を迎えた人物だった。音楽にもその作品と都市の生活空間(言ってみればクラブというナイトプレジャー ) の関係というのが風営法などにも顕著に、とても重要な問題となって我々の前に立ちはだかっている。そしてデジタル・メディア、電化以降のメディアにみられる音楽 ( 聴覚 ) の同時多発性や流動性という特徴がこの5年ほどのラップトップミュージック周辺に見られ、そうした聴覚のあり方そのものを問うようなサウンド・アートやメディア・アートの流行は、音楽そのものがいまや多様化する現代美術のなかのひとつの顕著な傾向に組込まれようとしているかのようだ。

Pete Swanson @ OT301, Amsterdam
http://www.youtube.com/watch?v=WN5XylToyQc
****Pete Swanson @ OT301, Amsterdam
Beneden NAP: 2013/01/14
Great performance by Pete Swanson for Sonic Acts, the opening of the exhibition “The Dark Universe”. While the sound & light installations were at NASA, all performances were just around the corner at the former Amsterdam film academy. Pete Swanson is setting up everything in the middle of the room. And after that there is really too much sound and volume for my mobile phone… This recording doesn’t do it justice… Loud, punk, hard, direct, but also in a weird way subtle and gentle in it’s harmonics.
More on our website http://www.benedennap.com

PETE SWANSON
http://vimeo.com/58088208
**PETE SWANSON
from URSSS PLUS 4 months ago
ursss.com/2013/01/pete-swanson/

Pete Swanson -05Pete Swanson -06Pete Swanson -07
Pete Swanson ‎– Man With Garbage
1 Self-Help 10:01
2 Returns 9:10
3 Challenger A 10:01
4 Challenger B 15:09
recorded at home 2010
Self Help originally released on Waiting For The Ladies
Challengers original released on Challenger
Returns is unreleased
photos by Christine Taylor
layout by John Twells
peteswans@gmail.com
+
Pete Swanson -08Pete Swanson-09Pete Swanson-10
Pete Swanson ‎– Man With Potential
Type ‎– TYPE101V
Vinyl, LP, Album Limited Edition
UK
Released: Mar 2012
Man With Potential
A1 Misery Beat 7:24
A2 Remote View 5:41
A3 A&Ox0 6:03
B1 Far Out 7:43
B2 Man With Potential 8:26
B3 Face The Music 5:32
recorded live to stereo at Squeakys pad in Estacade, Oregon. Xmas 2010
mastered by Timothy Stollenwerk at Stereophonic Mastering
photos by Christine Taylor
layout by John Twells & Radu Prepeleac
peteswans@gmail.com
Limited vinyl edition on grey vinyl (black version is here) with bonus CD album “Man With Garbage” in card slipcase.
TYPE 2012

Pete Swanson – Misery Beat [Man With Potential, 2012]

http://www.youtube.com/watch?v=uTMWJlSa-mc&list=PL712E48FCFA6E1A5B

P Swanson-C-01Pete Swanson ‎– Feelings In America
Root Strata ‎– ROOT STRATA #65
Vinyl, LP, Limited Edition
US
Released: Sep 2010
A The Fermata 16:34
B1 F.I.A. 8:19
B2 Believers
Music By – Pete Swanson
Edition of 300
ROOT ATRATA 2010

Pete Swanson – Believers
http://www.youtube.com/watch?v=oQvWwDG8YnA
**Pete Swanson – Believers
SchwarzelebenII·: 2012/12/12
Pete Swanson – Feelings In America

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KLARA LIDEN
Gordon Matta-Clark

ある海外のインタヴュー記事で「無制限の予算を与えられて、あなたは、どんな種類のミュージック・ビデオを作りたいですか」という質問に答えピート・スワンソンは、「Klara Lidenに私のためのビデオを作って欲しい」と答えていた。Klara Lidénは1979年ストックホルム(スウェーデン)生まれのベルリンとニューヨークを拠点に活動する同時代の芸術家で、特定の建築上の環境に応答する装置フィールド・インスタレーション、ヴィデオパフォーマンスで知られている。彼女はSchool of Architecture, Royal Institute of Technology, Stockholm (2000–2004), the Berlin University of the Arts, Berlin (2003) 、 University College of Arts CraftsとDesign, Konstfack, Stockholm (2004–2007)に学んだ才女。

Lindenの市街から直接削除された盗んだ広告ビラの層からできている最小のオブジェクトや、パフォーマンス「無政府状態の都市計画」などにみられるその野生化したアクションは都市空間への熱望と同時に棄却物資による世界中の都市の通りを掃除する。スワンソンの2012年の「Man With Potential」でのモップを人物に見立てたジャケットも、いま思えばなんとなくKlara LidenとGordon Matta-Clarkとの相関関係がみてとれ暗示的だ。ゴードン・マッタ=クラークにみられる都市の錬金術師の伝統を引き継ぎLidenは根本的に博物館のスペースを変更し、かつ世界の外側にある資料および政治情勢にそれを露出する武器として彼女の身体を使用する。ミュージックヴィデオを彼女に制作して欲しいと願うスワンソンの音楽もまたPCの前にただ突っ立って自動演奏するラップトップミュージックを嘲笑うかのように身体的だ。音楽はいまクラブ空間という狭義な場から、せめてものアートスペースへ、果ては都市空間に出掛ける時がきているのかも知れない、と、そんなこと思いながらぼくはスワンソンの暴力的なパルスを浴びている。

Klara Liden At The Serpentine Gallery

**Klara Liden At The Serpentine Gallery
CraneTVVideoMagazine·: 2010/10/29
Crane tv Presents: Klara Liden At The Serpentine Gallery. Klara’s art is a stimulating commentary on the human condition in an urban environment. Klara uses videos combined with installations to communicate her art in an extremely poignant way. Serpentine curators Hans Ulrich Obrist, Julia Peyton-Jones and Daniel Birnbaum of the Moderna Museet, Stockholm, talk us through the first UK exhibition of the Swedish artist.

Gordon Matta Clark Exhibit at Whitney walk through with Jane Crawford

**Gordon Matta Clark Exhibit at Whitney walk through with Jane Crawford
aitchayess·: 2011/01/23
This video is a retrospective look at Gordon Matta-Clark and his work through the eyes of Jane Crawford, his widow. It took place at the Whitney Museum exhibit of his work in 2007. It was produced by Howard Silver for Bloomberg MUSE. DP was Scott Sinkler, Editor, Seth Karten.

Conical Intersect / Gordon Matta-Clark
http://vimeo.com/10617205
***Conical Intersect / Gordon Matta-Clark
from issole 3 years ago NOT YET RATED
Gordon Matta-Clark, Bruno de Witt
Paris 1975

http://www.google.co.jp/search?q=Gordon+Matta-Clark&hl=ja&gbv=2&tbm=vid&oq=Gordon+Matta-Clark&gs_l=heirloom-serp.12…0.0.0.312321.0.0.0.0.0.0.0.0..0.0…0.0…1ac..15.heirloom-serp.y5ks9H8I4uU

2013 6/14 pm17.50

余談**ラップトップ系のミュージシャンの ( 特にニッポンでの ) 、オーディオ波形の編集や発声が可能なソフトウェアDigital Audio Workstationにすべてを委ね、PCの前で身体を揺すり時々つまみを弄くり、波形やリズムを変容させそれを即興演奏だと勘違いしているライヴ/パフォーマンスでの退屈さにはもう辟易している。最近のラップトップでDJイングしているDJもしかり。せめてものDAWでそのシステムの延長線上にあるべきシンセサイザー、オープンリールテープレコーダー、楽器など腐るほどあるツールとしてのアナログ機器をマニュピュレートしながらDAWでコントロールしてくれよといいたい。それか空間を構成する環境芸術の制作、パフォーマンスアートの演出としてのサウンドインスタレーションの要素もいまや不可欠なんだけどなあ、、、そして最も重要な、総じてお宅系ラップトップアーティストには、なぜ音楽以前の存在としてのJK女子たちが群がるようなセクシーさが欠けているんだろうかと思う。どんな手段をとってもいいから美しい女性たちを気持良くさせてやれよ。3年前、大学卒業したての20歳代の真ん中から30歳をすこし超えた次世代のエレクトロニック、ラップトップ系ミュージシャンを育てようと、数十人の若者たちと関わってきた。「漠然とした不安はあるが、具体的な不満はない、明らかに安定志向へ向かう」彼らの多くが真面目と言えば真面目な子たちが多いけれど、だけど彼らの人間性に、なにかもうひとつ心から信じられない鬱積した裏と表の二重人格性というか、ひととしての魅力がないと、そんなことを感じてもいる。ぼくの周りに集まって来るミュージシャンの多くはそれなりに美形で音楽をやっているのにまったく女性にモテない。それが不思議で仕方ない。彼らのイヴェントをブッキングしても女性客の少ないのには不思議で仕方ない。きっと、それは音楽以前の問題で、女性って男性の本質とその魅力を見抜く直感力は鋭いからね、、、、きみがミュージシャンなら黄色い声をあげている若い女性たちに囲まれている現場を、一度でもいいからぼくに見せて欲しい、とそんなこと、素直に思っているのです。