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月別アーカイブ: 6月 2015

Leaflet [ 2010-2015 best album100 ]

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Leaflet [ 2010-2015 best album100 ]
selection and edited AGI yuzuru
118p A4
contents: partA, partB, partC,partD, partE, partF, partG, partH
limited Edition of 30 copies
2000yen

*8月か9月頃までには今回の完結編として[ 2010-2015 best single 100 ]と題し100ページほどのリーフレット編集と、展示会も催す予定です。
とは書いたが「repetition」の反響の悪さに、1ヶ月も下準備して渾身のエネルギーをこうしたことに使い、で、結局消耗するだけだということがわかったので、やめることにします、、、

2010-2015 best album 100

Scan

今夜でやっと2010-2015年までのベストアルバム100の80数枚の作品をセレクトし終えた。あとは10数枚でリーフレット ( というにはページ数が多く、おそらく100ページほどのこれはZineだな会期中限定数発売します ) が完成。すこし紹介すると、すべての作品を1枚々久しぶりに聴いてみて、すべてが素晴らし過ぎる作品ばかりだが、古い作品では個人的に、自分の世界観に最も近くゾクっとさせられたものというと、2011年にSenufo Editionsから200枚限定でリリースされたセヌフォ族秘密結社(Poro)のafrican美学への研究と熱狂を反映したAlessandro Brivio ‎– Associazioni Poroや、プログラムが物質的な力学および空間の表現を拡散させることの微妙な理解によって作られたすべての臨床の波形、フィリグリーデジタルリズムを持つクラブ素材ではないフランクブレトシュナイダーのKometレコーディングやIlpo VaisanenのPiiriプロジェクトにより匹敵している美学が感じられるSandwell DistrictからのYves De May -Counting triggersの作品などには、ぼくのテクノフェチの感性をくすぐられた、、まあ、でもこの5年間の間に、尖端音楽はおいしいところを吸収するだけして、確実にクラブカルチャーから離反してしまったのは事実だ。

PORO-01Polo-02Polp-04
Polp-05Polo-06
Alessandro Brivio ‎– Associazioni Poro
Senufo Editions ‎– senufoeditionfourteen
Vinyl, LP, Limited Edition, Clear
Italy
Released: 2011
Electronic
Rhythmic Noise, Experimental
A Untitled
B Untitled
Numbered edition of 200 copies. Transparent vinyl. Silkscreened cover (black on black carboard), with small insert.
SENUFO EDITIONS 2011

senufo edition # fourteen: Alessandro Brivio “Associazioni Poro”
http://www.senufoeditions.com/wordpress/?page_id=267

Yves De Mey – Particle Match

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enviroment 0g ( zero gauge  ) で7月の3 fri, 5 sun – 6 mon の3日間は3日 fri が「 Post industrial 」、5日 sun が「 Concrete Drone 」、6日 mon –が「 Contemporary Modern music 」というコンセプトでブリコラージュし、2010年代音楽を総括します。この「 repetition 」の後、Exhibition「 2010′ best album 100 」を7日 teuから10日 fri の4日間開催します。東京や地方ににお住まいの先端音楽ファンは是非おこしください。色んな意味で道に迷ってしまったWhere are we now? 我々が生きているいまの時代意識や、これから音楽が向かおうとする明日のベクトルも掌握できるでしょう、、

IMG_3063bRepetition2b

 

MatthewHerbert-014年半に溜まったレコードから100枚選ぶのに、ずいぶん時間がかかってしまった、、、100枚目の最後に選んだのが ” Matthew Herbert ‎– Mahler Symphony X Recomposed ” というのも、なにか因縁めいていて、、、、不思議、、、グスタフ・マーラーの未完成交響曲第10番をフィルハーモニア管弦楽団/ジュゼッペ・シノーポリ指揮によってマシュー・ハーバートがリコンポーズしている。BBCの録音技師だった父親のもとに生まれ、幼ない頃からピアノとヴァイオリンを学んだ彼ならではのラストに訪れるすさまじい電子音の渦には鳥肌立つ、、、素材は、棺内に仕込まれたマイクによる音の断片のレコーディングしたものを、霊柩車と墓の前でそれらを再生し直し、フィールド・レコーディングし再記録する。思えば3.11以後の我々の生とは、時間の経過とともに、よりリアルに死と隣り合わせにあることだけは、忘れるわけにはいかない。「甘き死よ来れ」

MAHLER : Sinf. n. 10 (elaborazione elettronica di Matthew Herber)
musiclivefree

repetition
Exhibition「 2010′ best album 100」
7 teu-10 fri 2015 pm18.00-pm23.00 500yen inc one drink
curator:AGI Yuzuru
@ environment 0g zero-gauge
+
[ Repetitiont ] 3 fri, 5 sun – 6 mon JUly 2015 pm19.00-pm21.00
2000yen (inc one drink CDR)
3days ticket 4500yen(inc 3drink+3CDR)
3 fri – Post industrial
5 sun – Concrete Drone
6 mon – Contemporary Modern music
bricolage AGI Yuzuru
Sound Installation:Agi Yuzuru
@ environment 0g zero-gauge

Repetition2b

音楽を聴くという遊びは、所詮ピーテル・ブリューゲル 「子供の遊戯」にある馬鹿げた遊びに夢中になっている子供と同じで、取るに足らないものだ。ぼくにとっての人生の本質とは「遊び」そのものであって、エディトリアルという作業ですら購入したてのマッサラなレコードによってひとりパズル遊びしているようなもので、その解きかけのパズルを、できるなら同じ音楽を共有しているひとと、その謎をより深め楽しめたらと、、、。一人遊びも悪くはないが、鬼ごっこはひとりではやれないからね、、、、、、2010年から2015年までのベストアルバム100枚をセレクトしながら、いまリーフレットを編集中で、10年代に入ってからの音楽は、メロディ、ハーモニー、リズムが組み合わさった過去の調性音楽とは根本的に違う、無調への傾倒と不協和音の多用など、ノイズから現代音楽にある未来派スノビズムと、ダンスミュージック ( パーティミュージック ) からの逸脱への傾向が強く感じられる。ダイレクトに感覚に直角的に、リアルにくる2010年代ならではの強度を持つ黙示録的時代意識が感じられる素晴らしい作品の多さに、100枚選ぶのに楽しみながら四苦八苦している。コンテンポラリーモダンミュージック、コンクレートドローン、インダストリアル系の音楽は、ぼくだけではなく、きみにとっても3.11以後のリアリティ、ファンタジーである。真剣にやればやるほど楽しい音楽遊び、、、こんな快楽他にある?