Kerridge ‎– A Fallen Empire

Samuel Kerridge
Dawnwards

handstand-copy-1-copy-770x500思えば我々の眼の前にある3.11以後の世界は、マジョリティーの一人勝ち/勝利といった気配が強く感じられ、家庭や子供を持つことが唯一の幸せだと信じているひとが多く、ぼくのような弧族というか、独身者は、フーコーが「カフカ」の中で言った「独身者たちは瞬間しか持たない」、「中心を持たないし、所有という大いなるコンプレックスを持っていない・・・家族がなく婚姻の絆をもたない独身者は、それだけでなおさら社会的であり、社会的に危険であり、社会的に裏切り者であり、一人だけの状態ですでに集合的であり胡散くさいものとして法の外側にいる」ことを痛いほどひしひしと思い知らされる。若い頃からそれこそ「全体」という規範に組み込まれることへの拒否としてすべてのものから距離を取り、また私生活では独身者を通してきた。それは常に「アジャンスマン」とか「多数多様体 ( ミュルティプリシテ) 」として「断片をつねに新たな断片化のうちに入らしめる」モダニストという可塑的存在でいたかったし、そのなかで息していたかったから。サイレントマジョリティとしていまの多数派をとらえるなら、先端音楽はノイジーマイノリティとも言えるのだが、音楽の世界では常にこうした少数派ともいえる存在 ( アーティストとその音楽を支持するリスナー) が次なる時代と新しい音楽を切り開き、時代を更新してきた。だけど、2010年以降は、はたしてそうだったろうか。残念ながら、こうした音楽を聴いているひとたちもまたサイレントなのだ。数に負けた力のない、文字通りの少数派サイレントマイノリティww。

ECLECTIC COLLECTIVE
http://www.eclecticollective.com/kerridge-a-fallen-empire/

Kerridge-Album-01

Kerridge ‎– A Fallen Empire
Downwards ‎– DNK LP01
2 × Vinyl, LP, Album, Clear Light Blue
UK
Released:12 Nov 2013
A1 Chant
A2 Black Sun
B1 Death Is Upon Us
C1 Straight To Hell
C2 Scare Tactics
D1 Heavy Metal
D2 Disgust
written and produced by Samuel Kerridge
al right reserved, unauthorized copying
public performance; broadcasting of the record prithibited
Dawnwards Records, DNK LP01
mastered, lacquer cut – Matt Colton
mastered at Alchemy Mastering
lacquer cut at Alchemy Mastering
art direction – Samuel Kerridge
artwork – Easton West, Iain Curran
*First 500 pressed on clear light blue vinyl, in printed sleeve with detachable postcard fixed to LP cover.
Downwards 2013
Kerridge-Album-02Kerridge-Album-03Kerridge-Album-04Kerridge-Album-05Kerridge-Album-06

このKerridge ‎– A Fallen Empireを入手するのが遅かったので、2013年Best Albumに入れたくとも入れられなかった。だから2014年の最初の音としてとらえようと思っている。「A Fallen Empire」というタイトルは、きっとこれからやってくるだろう未来の不吉さを暗示している。それはもう一度、大きな天災や終わることのないフクシマによって我々の前にリアルに顕現してくる。

Kerridge – Scare Tactics

Say Yes to Tech·: 30-10-2013
Label: Downwards
Cat.nr: DNKLP01
Genre: Electronic
Style: Techno, Experimental, Industrial, Noise
http://hardwax.com/69595/kerridge/a-f…

http://www.youtube.com/watch?v=1avyq3D0Fag
Kerridge – Chant
Say Yes to Tech·: 2013/11/18
Kerridge – A Fallen Empire
Release Date: 30-10-2013
Label: Downwards
Cat.nr: DNKLP01
Genre: Electronic
Style: Techno, Experimental, Industrial, Noise
http://hardwax.com/69595/kerridge/a-f…
Disclaimer: I do not own any rights on the material in this video. All tracks, podcasts and mixes that I upload are for promotional use only.
If any of the legal owners does not want their music on YouTube please send me a private message before flagging the video and I will remove the video immediately!

Kerridge – Death Is Upon Us
http://www.youtube.com/watch?v=xVrWOsJQjYA

2. Kerridge-A22. Kerridge-A2:22. Kerridge-A2:3OAKE-Vollstreckung-03OAKE-Vollstreckung-02

Kerridge ‎– Waiting For Love 1-4
Downwards ‎– DN 054
Vinyl, 12″, 33 ⅓ RPM
UK
Released:15 Feb 2013
A1 Waiting For Love 1
A2 Waiting For Love 2
B1 Waiting For Love 3
B2 Waiting For Love 4
Credits
Design, Layout – Claude Eden
Mastered By – Russell Haswell
Notes
Hand-stamped jacket, printed inner.
Downwards 2013

Waiting For Love 1 – Kerridge
http://www.youtube.com/watch?v=CnijVk3fs8s
giacomosquaquara: 2013/08/31
from Waiting For Love 1-4 (2013)

+

RHIZOME
Rhizome-01
三が日は、この歳にもなると、帰る家も故郷もないので、ジェームズ・リーランド・カービーの「薄暗い郷愁」とサミュエル・ケーリッジなどの「先端音楽がコンジャンクションした」寒々とした数枚の電子音楽を聴きながら、奥の部屋のレコードの山に埋もれていた古い1977年発刊のG・ドゥルーズ/F・ガタリの「リゾーム」や1984年のカルヴィン・トムキンズ 「優雅な生活が最高の復習である」、1983年のオイゲン・フィンク「遊びー世界の象徴として」などを引っぱりだして読んでいた。2014年、先端音楽のなかで乱舞するインダストリアルやモジューラーシンセ、ニューウェイヴ、ノイズ、ミュージックコンクレートなどの、80年代のパンクロックの黙示のレトリックの失敗によって引き起こされた数々の音楽形式、様式、スタイル、ジャンル・・・。奇しくも、アートジン「0g」の編集、そして雑誌「アイデア」の取材・・・、恐らく今年は、ぼくや先端音楽にとっても「1984年」がこの時代を読み解く大きな鍵となるだろう、、、

2014 1.5 pm14.45
*阿木譲 a perfect day 表示回数115,215

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